昨日(7月22日)、約二年勤めた会社の最後の出勤となりました。
今月末日付けで退職し、今日からは有給消化期間となります。
運送業界のことを何も知らず入ったこの会社ですが、初心者には非常に優しい会社でありました。
ただ、給料は安いけどその分仕事もイージーかつソフトであり、中々退職する者もおらず、その為全然トラックが空かず大きなトラックへのステップアップが極めて困難という状況なのがネックでありました。
また、俺は飽きっぽい性格上長距離運転に向いておらず、加えて俺の体がヤワなのか板バネの2トン車のせいなのかはわからないけど、片道300キロ超の行程だと腰や背中が痛くなったりと、体がガタガタになるんですよね(;´Д`)
四トン又は大型に乗れること
超地場であること
今より収入増えること
事務所(点呼場)と車庫が同じ場所であること
これらの条件を満たした会社が見つかり、来月からそこでお世話になることが決定した事による退職となります。
この二年間でいろいろな場所に行きました。
東は福島県本宮市、北は新潟県新発田市、東は京都府京都市が一番遠かった納品先かな。
2014年9月16日に入社し、その時は走行距離13万ちょっとだったトラックも、この約二年で28万キロ超に。
15万キロをこのトラックと共に走りました。
また、この会社は某メーカーの子会社という、いわゆるメーカー物流であるため、仕事もソフトで働きやすい会社でした。
入った頃は業界のことなんか何もわからなかったけど、運送業で働くならメーカーの子会社か、一次受けの会社で働くべきですね。
もらい仕事ばかりの町の運送屋さんだとハードな仕事ばかりで給料も安く待遇も悪いという状況に陥ります。
最後の納品先は、ソロデビューして一人で初めて行った茨城県神栖市となりました。
最初に行った納品先で最後を締める、まるでジャブで初まりジャブで終わるボクシングの練習のようです。
かつてボクシングを習っていた者として最高の終わり方じゃありませんか。
(配車には最後の日くらい近場にしてくれと前々からお願いしてあったのは内緒の話)
本当は洗車をして綺麗な状態で次の人に託したかったんだけど、生憎の雨だったので残念ながら洗車はできず。
トラックに置いてあった私物を整理してたんだけど、こんなにあったのか!というくらい物が多くてびっくりしました。
思えば色々なところにこのトラックと行ったなぁ。
昔からたまに行ってた鉄剣タローに行く機会が増えたり
頭文字Dの聖地に行ったり
清里駅前にトラックで乗り付けて駅前の公衆トイレでう○こしたり
「耳をすませば」の聖地に行ったり
グンマー原住民に追い回されたり(嘘
大雪の日に長野に行って向こうの人に「よく来れましたね」と驚かれたり
一番遠かった京都へ行った際に
天下一品の京都白川総本店に行って
総本店のラーメンを食べたりしました。
今となっては良い思い出です。
月末までの有給消化期間でこの二年間で傷ついた心と体を癒やし、来月から新しい会社で心機一転頑張ります!