90年代、それは2stバイク全盛期。
当時の原付といえば2stがメインであり、原付のミッション車もラインナップが充実していました。
NS50F、NS-1、NSR50(80)など…
これらは遥かな昔の過去の遺物であり、今の時代ではお目にかかれないだろうと思っていました。
が!
本日、早朝から足柄へビールを積みに国道246をひたすら西へ。
秦野市内を走行中のある時、前方から懐かしいエキゾーストが聞こえてくる。
低排気量2ストローク特有の甲高いエキゾースト。
すると、4~5台の原付MT車に乗る走り屋君達とスライドしました。
みんなNSR50とかNS50Fとかで、アンダーカウルを取っ払い、ツナギを着て袖の部分をカットしたチームのトレーナーを着るという、モロに90年代のファッションだったのです。
※イメージ画像(画像はネットで拾ったものです)
懐かしい…俺にもあんな時代がありました。
俺の時代はまだあの原付を新車で買えたけど、今の若者は無駄にプレミアの付いた下手すると新車価格より高い値段で、使い古された車体を手に入れなければなりません。
なので我々の時代と比べると走り屋するためのハードルは非常に高いと思うんだけど、それでも今の時代にあのような少年(たぶん)を見ることができ、久しぶりにテンションが上がってしまった。
やはり2stはいい。
もうそんな時代じゃないのは百も承知だけど、それでも2stはいい。
特にカストロールが焼けるあの独特の甘い香りは俺の青春の香りです。