ZZR400あるあるの、エアクリボックスとキャブのつなぎ目が熱で変形し、隙間ができて二次エアを吸い込んでしまう現象を対策しました。
対策法は、最終型で対策品となる三味線のバチのような部品が出ており、これを取り付けることによって行います。
対策品のバチと、BOXとキャブの繋ぎ目の部品のガスケットも購入。
まずは古いガスケットを引っ剥がす。上半分が硬化しており一苦労。下半分(隙間ができてた部分)は簡単に剥がせたので、やっぱり隙間ができて二次エア吸ってたかもしれない。
このガスケット、輪になっておらず一本のスポンジのようなものでノリのようなものもなく、液状ガスケットをノリ代わりにガスケットを取り付ける。
こいつが対策品のバチのような部品。
BOX内のボルトと共締めすることによって、物理的に押さえつけて隙間をなくすという結構力技な部品である。
ガスケットも新品に替えた事により、隙間はなくなりました。
元々アイドリングが不安定だったりといった二次エアを吸ってる症状はなかったんだけど、いざ試乗すると3000回転以下の発進~低速は確かに力強くなりました。
これでいくらか燃費が改善されるかなと期待していたけど、全然変わらん。
ここまでやって燃費がびくともしないのだから、原因は多分エンジンの中身なんだろうな。具体的には燃焼室は勿論のこと、吸気バルブの裏側あたりにカーボンがびっしりこびりついているのかもしれない。
燃焼室にカーボンが堆積し、燃焼室の容量が減って圧縮が上がり、ガソリンが燃えやすくなって異常燃焼を引き起こし燃費が悪くなっているのかもしれない。憶測だけど。
一旦燃費とか諦め、フューエルワンとかAZの類似品をぶち込み、ハイオクを入れて回転数もぶん回すようにしてしばらく様子を見ることにします。