何をやっても一向に燃費が上がらない我がZZR。燃費対策で何かをするその度に確実にフィーリングは良くなるんだけど、燃費という数字に一向に反映されない。
イグニッションコイルは新品に変えている。こうなるとレギュレーターがおかしいか、バッテリーが弱っているのか。
まずは手持ちのレギュレータの電圧チェックを行ってみた。
手持ちの純正中古2個と中華社外品1個、計3個のデータ取りを行いました。
その結果がこちら。驚くべきことに純正中古品がほぼ同じ数値だった。これにはびっくり。そして中華社外品もなかなか良い仕事をしていることが数字では伺えます。
一番下はバッテリー単体での電圧。数字で見ると一見問題なさそうに見えるが、調べてみると中華バッテリーは無負荷状態で電圧高くても、負荷にめっちゃ弱いらしく、負荷がかかってる状態だと一気に電圧が下がるのだとか。
我がZZRに搭載しているのは5千円くらいで購入した中華バッテリー。しかしこまめに電圧はチェックしていて、問題なさそうだったので安心してたんだけどまさかそんなワナがあったとは。
確かにYoutubeとかで観る他の人のZZRのセルの回りの速さと比べたら、うちのZZRのセルはちょっと回り方が遅いかもと思ったんだよなー。
そうと決まれば国産バッテリーを買うしかないってことで、安心と信頼の日本製、GSユアサのバッテリーを秒でポチりました。
さすが国産各メーカーが純正で搭載するだけはあり、GSユアサのバッテリーからはオーラのようなものを感じる(気のせい)
これが今まで搭載していた中華バッテリー。無負荷状態では健康的な電圧を叩き出してくれたおかげで一年以上騙されていたよ!
GSユアサのバッテリーに変えたら、セルの回り方がYoutubeなどで見る他の人のZZRと同じようになりました。そして低速トルク感もアップし、今まで燃費が悪かった原因はこれかも!!と思ったんだけど、相変わらず燃費は変わらず・・・
うちのZZR、燃費が悪いだけでなく、同じ年式のZZR400に乗る職場仲間の車両と比べると明らかにエンジンの温度が高くなりやすいんだよねぇ。真夏は愚か、真冬でもすぐ水温計が真ん中まで達してしまう。幸い冷却系が良い仕事をしてくれているので真夏の渋滞でも真ん中から上まで行くことはないんだけど、原因を調べていくと点火時期というワードを目にしました。
なんでも点火時期が遅くなると濃いめのセッティングになり、燃費が落ち、エンジン温度が高くなりやすいとか。まさにこの症状じゃん!!
しかしフルトランジスタ式のZZR、点火時期調整機構など持ち合わせておりませぬ。ピックアプコイルかイグナイターを変えるしか手立てがない。
とりあえずピックアップコイルの抵抗値を測定してみると、基準が380Ω~570Ωに対し、451Ω。こちらは健康体であると判断してもいいでしょう。
そうなると、イグナイターか…
ZZR400のイグナイターって、N8からK-Trick制御が追加され、一口16ピンなんですよね。それ以前の二口のものなら社外品も出てて入手しやすいんだけど、一口のものは社外品が一切ない。
ZZR用の一口イグナイタをネット上で探し続け、ついに見つけた!ebayで!
2003年式のイグナイターの未使用品(自称)が残り3個だったので、何も考えずポチってしまいました。現在は着弾待ちであります。
もしイグナイター換えても駄目だったら、いよいよエンジンの圧縮抜けとかそういうレベルになってしまう。そうなるともう手に負えないのでZZRを手放すことも検討しなければならない。