高校生の頃、ZZR400というバイクに強烈に憧れた。
ZZR400というバイクの本来の姿は600ccであり、400ccはエンジンだけサイズダウンされた姿で、600ccの車体に400ccのエンジンが載っている状態なので、400ccにしては車格が大きい事で有名なバイクでありました。
俺がバイクの免許を取った92年当時、まだ世に出たてのこのバイクは当然値段も高く、当時の俺にはとても手が出ない存在でした。
友人で何名か乗ってる人もいたけど、それはもう羨ましくて仕方なかったですね。
あれから約30年の時を経て、あの時憧れたZZR400が我が愛車になりました。
現在、バイクの中古車市場において4発エンジン車は異常な値上がり方を見せています。そんな中で何故かこのZZR400だけは安いんですよね。
ヤフオクで仕入れた車両なので乗り出すまでの整備は必須。我が家に到着してすぐにアンダーカウルやシートカウルを外して各所をチェック。
フロントフォーク:漏れなし。シールヒビ・ワレなし
チェーン:汚れ大、要清掃
ブレーキパッド:前後OK
エンジンオイル:量はOK
ブレーキフルード:量はOK
冷却水…あれっ?バイクを揺すってもリザーブタンク内の液体が動く気配がない。
開けてみたら、一応リザーブタンクまでは来てるものの、下限よりはるかに下。しかも色がめっちゃ汚い。コイツも交換必須ですね…。乗り出すまでの宿題が一つ増えました。
GW中に二日間だけ自由の時間を与えられているので、うち一日はコイツの整備に充て、もう一日はコイツで軽くツーリングに出たいと思っています。
前もってエンジンオイル、オイルフィルター、プラグ、エアクリーナーは準備してあるので、加えてLLCの交換とチェーンの清掃も行い、ツーリングに備えたいと思います。
我が家に来て早速エンジンをかけようとセルを回したらバッテリーがすぐ音を上げたので、充電から始めました。
小一時間ほど充電したらセル一発始動!久しぶりの4発サウンドは気持ちいい!!
エンジンがかかるようになったので、とりあえず近所のガソリンスタンドまで行って給油だけしてきました。
で、予め用意していたフューエルワンを100cc投入。残りの100ccは次回給油時に。
古いバイクだからエンジン内部も相当汚いだろうからね。フューエルワンを2回連続使うとえらい勢いで内部が綺麗になるのだとか。
しかしその落とされた汚れの行き先は、燃焼されるだけでなく、エンジンオイル内に戻ってしまうらしい。なのでオイルがすぐ汚れてしまうので、3回目給油前後にまたエンジンオイルを交換するつもりです…
約30年憧れたバイク、生涯にわたり所持し続ける所存です。
いずれ高齢者となり体力的に乗ることができなくなっても、車検を切って我が家のガレージに置き続け、日々清掃などをして死ぬまで所有しますよ。