昨年のGWに我が家にやってきたZZR400。我が家にやってきてからまだ一度もブレーキフルードの交換をしていない。フロントのタッチには不満はなかったけど、リアブレーキのタッチがあまりにスポンジーで踏むのが億劫になるレベル。
ブレーキフルードの交換は未経験だったんだけど、あまりにリアのタッチが悪く、いい加減なんとかせんといかんということでネットで勉強しまくり、必要なアイテムを揃え交換に挑みました。
フルードには安心と信頼のワコーズさんのBF4。あとはシリンジとゴムチューブとマスターシリンダーに注入するやつ、あとは廃油キャッチ用のペットボトルを用意。
真っ先にタッチが最悪なリアから始めようと思ったんだけど、ブリーザにチューブを差し込み、ブレーキペダルを踏みながらブリーザを緩めても何も出ない。
ならば注入式でやってみようとシリンジで直接注入しようとしても圧力がかかるだけで入っていく気配がない。
思い切ってブリーザを外してみたら、穴が詰まってる模様。パークリ吹いたりエアダスター吹いてもだめだった。細い針で貫通させようかとも考えたけど、いっそ新しいブリーザを買ってしまおうとリアは一旦お預け。
そしてフロントに着手。マスターシリンダーを開けてびっくり。超きたねえ…こんな状態で不満に感じなかった自分に驚きだよ!
こちらは左右共に滞りなくフルード交換&エア抜き作業ができました。作業方法は最も原始的なレバー3~4回握って、握りながらブリーザを一瞬緩めてすぐ締めるやり方でやったけど、それでも片側5分と掛からず綺麗なフルードが排出されるようになりました。
そしてカワサキオンラインショップから新品のブリーザが届いたのでリア側の作業に着手。
ブリーザを新品に変えたら嘘のようにスムーズに作業できた。まあこれが普通なんだけどね。リア側は経路が短いおかげか、フロントよりも早くきれいなフルードが出てきた。
何度もブリーザを引っこ抜いてるのでさぞエア噛んでるだろうなと念入りにエア抜きしたけど、全然エアが出てこない不思議。
そしてこんなにキレイになりました。超汚かったフロントのアフター写真を撮り忘れたのが悔やまれるw
ついでなのでアドレスのほうも交換することに。アドレスはマスターシリンダーに開くアセスするまでにミラーとヘッドライトカウルを外す必要があるのでちょっと面倒。
しかし、開けてみてびっくり。思っていたより汚れている!
2020年12月に新車購入して2年3ヶ月、走行距離はたったの4600キロちょい。全然汚れていないだろうけどZZRのついでだし換えておくか程度に考えていたのに、ここまで汚れていたとは!
こちらも作業は滞りなくスムーズに進みました。
ZZRのブリーザは10mmだったけど、アドレスは8mmでしたね。
そして超きれいになったアドレスのブレーキフルード。うむ、満足。
ミラー外したついでにオバサンハンドルカバーから超風ナックルバイザーに換装。これからどんどん暖かくなるからね。
それにしてもブレーキフルードの交換がこんなに簡単で手軽にできるとは思わなかった。フルードもまだ半分以上残ってるし、また2年後に交換するその時までとっておこう。